複素数の直交表示を極表示に変換し、極表示を用いた計算を行う問題です。具体的には、以下の3つの問題を解く必要があります。 (1) $-2\sqrt{3} + j2$ を極表示に変換する。 (2) $\frac{(-\sqrt{3} + j)^3}{2 - j2}$ を計算し、極表示で表す。 (3) $\frac{(-\sqrt{2} + j\sqrt{2})^4}{(1 + j\sqrt{3})^5}$ を計算し、極表示で表す。
2025/6/23
1. 問題の内容
複素数の直交表示を極表示に変換し、極表示を用いた計算を行う問題です。具体的には、以下の3つの問題を解く必要があります。
(1) を極表示に変換する。
(2) を計算し、極表示で表す。
(3) を計算し、極表示で表す。
2. 解き方の手順
(1) 直交表示から極表示への変換:
複素数 を極表示 に変換するには、以下の手順に従います。
- 絶対値 を計算する。
- 偏角 を計算する。ただし、 の値域に注意し、複素数平面上での位置に応じて適切な象限を選択する。
(2) 極表示を用いた計算:
複素数の積と商は、極表示を用いると簡単に計算できます。
- 積:
- 商:
- べき乗:
では、具体的な問題を解いていきましょう。
(1)
は第二象限にあるため、
したがって、
(2)
まず、各複素数を極表示に変換します。
(3)
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)