関数 $y = \sin^2 \theta + \cos \theta + 1$ ($0 \le \theta < 2\pi$) の最大値と最小値を求め、また、それらをとるときの $\theta$ の値を求める。
2025/6/23
1. 問題の内容
関数 () の最大値と最小値を求め、また、それらをとるときの の値を求める。
2. 解き方の手順
まず、 を で表すために、三角関数の恒等式 を利用する。これから、 となる。
ここで、 とおくと、 である。
この2次関数を平方完成する。
この2次関数のグラフは、上に凸であり、頂点は である。定義域は なので、この範囲で最大値と最小値を考える。
のとき、 は最大値 をとる。このとき、 であり、 なので、 となる。
のとき、 は最小値をとる。
このとき、 であり、 なので、 となる。
3. 最終的な答え
最大値: ( のとき)
最小値: ( のとき)