(1) 放物線と直線の交点のx座標は、x2−1=ax+a−3 を満たす。 これを整理すると、x2−ax−a+2=0 となる。 放物線と直線が異なる2点で交わるためには、この2次方程式が異なる2つの実数解を持たなければならない。
判別式を D とすると、D>0 である必要がある。 D=(−a)2−4(1)(−a+2)=a2+4a−8>0 この不等式を解くために、a2+4a−8=0 の解を求める。 a=2−4±16−4(−8)=2−4±48=2−4±43=−2±23 したがって、a<−2−23 または a>−2+23 (2) 2点A, Bのx座標をそれぞれ α,β とすると、α,β は x2−ax−a+2=0 の解である。 解と係数の関係より、α+β=a である。 中点Mのx座標を x とすると、x=2α+β=2a より、a=2x である。 また、点Mのy座標を y とすると、点Mは直線 y=ax+a−3 上にあるので、y=a2α+β+a−3=ax+a−3 である。 a=2x を代入すると、y=(2x)x+(2x)−3=2x2+2x−3 a<−2−23 または a>−2+23 より、2x<−2−23 または 2x>−2+23 となる。 したがって、x<−1−3 または x>−1+3 である。