与えられた2次関数の定義域における最大値と最小値を求める問題です。今回は問題(4) $y = x^2 - 2x + 2$ ($-1 < x < 2$) を解きます。

代数学二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/6/23

1. 問題の内容

与えられた2次関数の定義域における最大値と最小値を求める問題です。今回は問題(4) y=x22x+2y = x^2 - 2x + 2 (1<x<2-1 < x < 2) を解きます。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=x22x+2=(x1)21+2=(x1)2+1y = x^2 - 2x + 2 = (x - 1)^2 - 1 + 2 = (x - 1)^2 + 1
これは、頂点が (1,1)(1, 1) で、下に凸の放物線です。
次に、定義域 1<x<2-1 < x < 2 を考慮します。頂点のxx座標x=1x=1は定義域に含まれています。
x=1x = 1 のとき、y=(11)2+1=1y = (1 - 1)^2 + 1 = 1 となり、これは最小値となります。
次に、定義域の端のx=1x = -1x=2x = 2における yy の値を調べます。
x=1x = -1 のとき、y=(11)2+1=(2)2+1=4+1=5y = (-1 - 1)^2 + 1 = (-2)^2 + 1 = 4 + 1 = 5 となりますが、定義域に1-1は含まれないため、xx1-1に近づくときにyy55に近づきます。したがって、最大値は存在しません。
x=2x = 2 のとき、y=(21)2+1=12+1=1+1=2y = (2 - 1)^2 + 1 = 1^2 + 1 = 1 + 1 = 2 となりますが、定義域に22は含まれないため、xx22に近づくときにyy22に近づきます。したがって、最大値は存在しません。

3. 最終的な答え

最小値: x=1x = 1 のとき、y=1y = 1
最大値: なし

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