与えられた確率分布から、期待値を求める問題です。確率変数 $X$ は 0, 1, 2 の値を取り、それぞれの確率は $P(X=0) = \frac{3}{10}$, $P(X=1) = \frac{6}{10}$, $P(X=2) = \frac{1}{10}$ です。

確率論・統計学期待値確率分布確率変数
2025/3/29

1. 問題の内容

与えられた確率分布から、期待値を求める問題です。確率変数 XX は 0, 1, 2 の値を取り、それぞれの確率は P(X=0)=310P(X=0) = \frac{3}{10}, P(X=1)=610P(X=1) = \frac{6}{10}, P(X=2)=110P(X=2) = \frac{1}{10} です。

2. 解き方の手順

期待値 E(X)E(X) は、各変数の値にその確率を掛けたものの総和で計算されます。
すなわち、
E(X)=ixiP(X=xi)E(X) = \sum_{i} x_i P(X=x_i)
この問題の場合、
E(X)=0P(X=0)+1P(X=1)+2P(X=2)E(X) = 0 \cdot P(X=0) + 1 \cdot P(X=1) + 2 \cdot P(X=2)
それぞれの値を代入すると、
E(X)=0310+1610+2110E(X) = 0 \cdot \frac{3}{10} + 1 \cdot \frac{6}{10} + 2 \cdot \frac{1}{10}
E(X)=0+610+210E(X) = 0 + \frac{6}{10} + \frac{2}{10}
E(X)=810E(X) = \frac{8}{10}
E(X)=45E(X) = \frac{4}{5}
E(X)=0.8E(X) = 0.8

3. 最終的な答え

0.8

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