## 1. 問題の内容

確率論・統計学確率条件付き確率余事象
2025/4/9
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1. 問題の内容

8本中、当たりが2本入っているくじがある。このくじを2回続けて引くとき、少なくとも1回は当たりが出る確率を求める。ただし、引いたくじは元に戻さないものとする。
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2. 解き方の手順

少なくとも1回当たりが出る確率は、余事象の考え方を利用すると計算が楽になる。つまり、「少なくとも1回当たりが出る」の反対は「2回とも外れる」である。したがって、
少なくとも1回当たりが出る確率 = 1 - 2回とも外れる確率
まず、2回とも外れる確率を計算する。
1回目に外れる確率は、8本中6本が外れなので、
68=34\frac{6}{8} = \frac{3}{4}
となる。
1回目に外れた場合、残りのくじは7本で、当たりは2本、外れは5本となる。したがって、2回目に外れる確率は
57\frac{5}{7}
となる。
よって、2回とも外れる確率は、
34×57=1528\frac{3}{4} \times \frac{5}{7} = \frac{15}{28}
となる。
したがって、少なくとも1回当たりが出る確率は、
11528=28281528=13281 - \frac{15}{28} = \frac{28}{28} - \frac{15}{28} = \frac{13}{28}
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3. 最終的な答え

1328\frac{13}{28}

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