1, 2, 3, 4の数字が書かれたカードがそれぞれ2枚, 1枚, 1枚, 1枚ある。この中からカードを1枚ずつ元に戻さずに2枚続けて引くとき、偶数のカードを引く回数をXとする。Xの確率分布は与えられており、その期待値 $E(X) = \frac{4}{5}$ である。確率変数 $Y = -5X + 12$ の期待値と標準偏差を求める際に、確率変数Xの標準偏差を求める必要がある。
2025/3/29
1. 問題の内容
1, 2, 3, 4の数字が書かれたカードがそれぞれ2枚, 1枚, 1枚, 1枚ある。この中からカードを1枚ずつ元に戻さずに2枚続けて引くとき、偶数のカードを引く回数をXとする。Xの確率分布は与えられており、その期待値 である。確率変数 の期待値と標準偏差を求める際に、確率変数Xの標準偏差を求める必要がある。
2. 解き方の手順
確率変数Xの標準偏差 は、分散 の平方根である。
まず、分散 を求める。
は既に与えられているので、 を求める。
確率分布表より、
したがって、
標準偏差 は分散の平方根なので、
3. 最終的な答え
Xの標準偏差は