一般に、2つの解 α,β を持つ二次方程式は、 (x−α)(x−β)=0 と表すことができます。展開して整理すると、
x2−(α+β)x+αβ=0 となります。つまり、解の和と積を計算すれば、二次方程式を求めることができます。
(1) α=−2,β=−3 のとき 和: α+β=−2+(−3)=−5 積: αβ=(−2)(−3)=6 よって、二次方程式は x2−(−5)x+6=0 となり、x2+5x+6=0 (2) α=4+2,β=4−2 のとき 和: α+β=(4+2)+(4−2)=8 積: αβ=(4+2)(4−2)=42−(2)2=16−2=14 よって、二次方程式は x2−8x+14=0 (3) α=2+3i,β=2−3i のとき 和: α+β=(2+3i)+(2−3i)=4 積: αβ=(2+3i)(2−3i)=22−(3i)2=4−(9i2)=4−(−9)=4+9=13 よって、二次方程式は x2−4x+13=0