二次方程式 $x^2 - 2x - 5 = 0$ の2つの解を $\alpha$, $\beta$とするとき、以下の値を求めよ。 (2) $\alpha\beta$ (4) $\frac{1}{\alpha} + \frac{1}{\beta}$

代数学二次方程式解と係数の関係解の積分数式
2025/6/23

1. 問題の内容

二次方程式 x22x5=0x^2 - 2x - 5 = 0 の2つの解を α\alpha, β\betaとするとき、以下の値を求めよ。
(2) αβ\alpha\beta
(4) 1α+1β\frac{1}{\alpha} + \frac{1}{\beta}

2. 解き方の手順

二次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の解を α\alpha, β\betaとするとき、解と係数の関係は次のようになる。
α+β=ba\alpha + \beta = -\frac{b}{a}
αβ=ca\alpha \beta = \frac{c}{a}
(2) αβ\alpha \beta を求める。
x22x5=0x^2 - 2x - 5 = 0 において、a=1,b=2,c=5a=1, b=-2, c=-5であるから、
αβ=ca=51=5\alpha \beta = \frac{c}{a} = \frac{-5}{1} = -5
(4) 1α+1β\frac{1}{\alpha} + \frac{1}{\beta} を求める。
1α+1β=α+βαβ\frac{1}{\alpha} + \frac{1}{\beta} = \frac{\alpha + \beta}{\alpha \beta}
α+β=ba=21=2\alpha + \beta = -\frac{b}{a} = -\frac{-2}{1} = 2
αβ=5\alpha \beta = -5
1α+1β=25=25\frac{1}{\alpha} + \frac{1}{\beta} = \frac{2}{-5} = -\frac{2}{5}

3. 最終的な答え

(2) αβ=5\alpha\beta = -5
(4) 1α+1β=25\frac{1}{\alpha} + \frac{1}{\beta} = -\frac{2}{5}

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