1. 問題の内容
与えられた数列 : 2, 6, 12, 20, 30, 42, ... の一般項 を求める。
2. 解き方の手順
まず、数列の階差数列を求める。
階差数列とは、隣り合う項の差を取った数列である。
元の数列を とすると、階差数列 は で定義される。
与えられた数列の階差数列を計算する:
階差数列 は 4, 6, 8, 10, 12, ... となり、これは初項4、公差2の等差数列である。
したがって、
数列 の一般項は、階差数列 を用いて次のように表される。
であるから、
のとき、 となり、与えられた数列の最初の項と一致する。したがって、一般項は で表される。