2次方程式 $x^2 + 4x + m = 0$ において、一つの解が他の解の3倍であるとき、定数 $m$ の値と2つの解を求めよ。

代数学二次方程式解と係数の関係根の関係
2025/6/23

1. 問題の内容

2次方程式 x2+4x+m=0x^2 + 4x + m = 0 において、一つの解が他の解の3倍であるとき、定数 mm の値と2つの解を求めよ。

2. 解き方の手順

一つの解を α\alpha とすると、もう一つの解は 3α3\alpha と表せる。
解と係数の関係より、
α+3α=4\alpha + 3\alpha = -4
α3α=m\alpha \cdot 3\alpha = m
α+3α=4α=4\alpha + 3\alpha = 4\alpha = -4 より、
α=1\alpha = -1
α3α=3α2=m\alpha \cdot 3\alpha = 3\alpha^2 = mα=1\alpha = -1 を代入すると、
m=3(1)2=3(1)=3m = 3(-1)^2 = 3(1) = 3
よって、 m=3m = 3
このとき、2次方程式は x2+4x+3=0x^2 + 4x + 3 = 0 となる。
(x+1)(x+3)=0(x+1)(x+3) = 0 より、解は x=1,3x = -1, -3
したがって、解は α=1\alpha = -1, 3α=33\alpha = -3 である。

3. 最終的な答え

m=3m = 3
2つの解は x=1,3x = -1, -3

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