(1) 恒等式を解くために、右辺を通分します。
4k−3A+4k+1B=(4k−3)(4k+1)A(4k+1)+B(4k−3) この式が (4k−3)(4k+1)1 に等しいので、 A(4k+1)+B(4k−3)=1 が任意の k について成立する必要があります。 k の係数について、4A+4B=0 すなわち A+B=0 定数項について、A−3B=1 これらの連立方程式を解きます。
A=−B を A−3B=1 に代入すると、−B−3B=1 なので −4B=1 となり、B=−41。 したがって、A=41。 (2) 和 S を求めるために、(1) の結果を利用します。 S=k=1∑n(4k−3)(4k+1)1=k=1∑n(4k−31/4−4k+11/4)=41k=1∑n(4k−31−4k+11) この和は telescoping sum (隣り合う項が打ち消しあう和) なので、
S=41[(11−51)+(51−91)+(91−131)+⋯+(4n−31−4n+11)] S=41(1−4n+11)=41(4n+14n+1−1)=41⋅4n+14n=4n+1n