標準正規分布の確率を求める問題です。
P(−0.5≤Z) は、Z が -0.5 以上になる確率を表します。 標準正規分布表を利用するか、または標準正規分布の性質を利用して計算します。
標準正規分布の確率密度関数は原点について対称なので、P(−0.5≤Z) を求めるには、まず P(Z≤0.5) を求めます。 標準正規分布表から、P(0≤Z≤0.5) の値を読み取ることができます。一般的に標準正規分布表には、P(0≤Z≤z) の値が載っています。 P(Z≤0.5)=P(Z≤0)+P(0≤Z≤0.5) 標準正規分布の性質より、P(Z≤0)=0.5 です。 標準正規分布表から P(0≤Z≤0.5)≈0.1915 であることがわかります。 したがって、P(Z≤0.5)=0.5+0.1915=0.6915 です。 ここで、P(Z≥−0.5)=P(Z≤0.5) であることを利用します。 したがって、P(−0.5≤Z)=1−P(Z<−0.5)=1−(1−P(Z≤0.5))=P(Z≤0.5)です。 もしくは、P(−0.5≤Z)=P(−0.5≤Z≤0)+P(0≤Z) P(−0.5≤Z≤0)=P(0≤Z≤0.5)=0.1915 P(0≤Z)=0.5 したがって、P(−0.5≤Z)=P(Z≤0.5)=0.5+0.1915=0.6915 です。