点$(-1, 3)$を通り、直線$2x + 3y = 0$に平行な直線と垂直な直線の式をそれぞれ求める問題です。

幾何学直線傾き平行垂直方程式
2025/6/24

1. 問題の内容

(1,3)(-1, 3)を通り、直線2x+3y=02x + 3y = 0に平行な直線と垂直な直線の式をそれぞれ求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた直線2x+3y=02x + 3y = 0の傾きを求めます。
3y=2x3y = -2xより、 y=23xy = -\frac{2}{3}xとなり、この直線の傾きは23-\frac{2}{3}です。
次に、点(1,3)(-1, 3)を通り、傾きが23-\frac{2}{3}である直線の式を求めます。
点傾きの公式yy1=m(xx1)y - y_1 = m(x - x_1)を使うと、
y3=23(x(1))y - 3 = -\frac{2}{3}(x - (-1))
y3=23(x+1)y - 3 = -\frac{2}{3}(x + 1)
y3=23x23y - 3 = -\frac{2}{3}x - \frac{2}{3}
y=23x23+3y = -\frac{2}{3}x - \frac{2}{3} + 3
y=23x+73y = -\frac{2}{3}x + \frac{7}{3}
両辺に3をかけると、3y=2x+73y = -2x + 7
よって、2x+3y7=02x + 3y - 7 = 0
次に、点(1,3)(-1, 3)を通り、直線2x+3y=02x + 3y = 0に垂直な直線の式を求めます。
垂直な直線の傾きは、元の直線の傾きの逆数の符号を反転させたものです。
元の直線の傾きは23-\frac{2}{3}なので、垂直な直線の傾きは32\frac{3}{2}です。
点傾きの公式yy1=m(xx1)y - y_1 = m(x - x_1)を使うと、
y3=32(x(1))y - 3 = \frac{3}{2}(x - (-1))
y3=32(x+1)y - 3 = \frac{3}{2}(x + 1)
y3=32x+32y - 3 = \frac{3}{2}x + \frac{3}{2}
y=32x+32+3y = \frac{3}{2}x + \frac{3}{2} + 3
y=32x+92y = \frac{3}{2}x + \frac{9}{2}
両辺に2をかけると、2y=3x+92y = 3x + 9
よって、3x2y+9=03x - 2y + 9 = 0

3. 最終的な答え

平行な直線: 2x+3y7=02x + 3y - 7 = 0
垂直な直線: 3x2y+9=03x - 2y + 9 = 0

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