(1)
与えられた式を変形する。
AP=OP−OA BP=OP−OB CP=OP−OC これらを元の式に代入する。
10OP+5(OP−OA)+9(OP−OB)+8(OP−OC)=0 (10+5+9+8)OP=5OA+9OB+8OC 32OP=5OA+9OB+8OC OP=325OA+9OB+8OC OP=3232(325OA+9OB+8OC) OP=5+9+8+105OA+9OB+8OC ここで、5+9+8=22とおくと、 OP=225OA+9OB+8OC⋅3222 点Dを OD=9+89OB+8OC を満たす点とすると、点Dは線分BCを8:9に内分する点である。 さらに、点Eを OE=179OB+8OCとすると、 OP=325OA+17OE 点Fを OF=179OB+8OC=1717 を満たす点とすると、 点Fは線分BCを8:9に内分する点Eとして考えてよい。
また点Qを OQ=5+175OA+17OE を満たす点とすると、点Qは線分AEを17:5に内分する点である。 OP=3222⋅225OA+9OB+8OC=1611⋅225OA+17OE OP=325OA+9OB+8OC=3222225OA+17OE 点Eを線分BCを8:9に内分する点とする。線分AEを22:10に内分する点がPである。
ここで、点Dを線分BCを8:9に内分する点とすると
OD=179OB+8OC OP=325OA+17OD 点Pは線分ADを17:5に内分する点である。
(2)
四面体OABCの体積をV1とすると、四面体PABCの体積V2は、 V2=∣5−10∣V1 10OP+5AP+9BP+8CP=0より、 10OP=−5AP−9BP−8CP 四面体OABCの体積をV1, 四面体PABCの体積をV2とする。 V2=3210V1となる。 V2V1=1032=516 V1:V2=16:5