まず、微分方程式を整理します。
mdt2d2x=−kx−kl0−mg mdt2d2x+kx=−kl0−mg 次に、定数項を右辺にまとめた非同次線形2階微分方程式を解きます。
まずは同次方程式を解きます。
mdt2d2x+kx=0 特性方程式は mr2+k=0 となります。 r2=−mk r=±imk 同次方程式の一般解は、
xh(t)=c1cos(mkt)+c2sin(mkt) 次に、非同次方程式の特殊解を求めます。
右辺が定数なので、xp=A (Aは定数) と仮定します。 dt2d2xp=0 m(0)+kA=−kl0−mg kA=−kl0−mg A=−l0−kmg したがって特殊解は xp(t)=−l0−kmg 一般解は、同次方程式の解と特殊解の和で与えられます。
x(t)=xh(t)+xp(t) x(t)=c1cos(mkt)+c2sin(mkt)−l0−kmg