## 1. 問題の内容

解析学積分対数関数指数関数面積
2025/3/29
##

1. 問題の内容

問題は以下の2つの部分からなります。
(1) 関数 y=logxy = \log xxx 軸、yy 軸、y=1y=1 で囲まれた部分の面積を求める。
(2) 関数 y=exy = e^xx=0x = 0x=1x = 1xx 軸で囲まれた部分の面積を求める。
##

2. 解き方の手順

### (1) y=logxy = \log xxx 軸、yy 軸、y=1y=1 で囲まれた部分の面積
y=logxy = \log xxx について解くと、x=eyx = e^y となります。
y=0y = 0 のとき x=e0=1x = e^0 = 1y=1y = 1 のとき x=e1=ex = e^1 = e です。
求める面積は、x=eyx = e^yyy 軸、y=0y = 0y=1y = 1 で囲まれた部分の面積なので、以下の積分で計算できます。
S=01eydyS = \int_{0}^{1} e^y dy
積分を実行します。
S=[ey]01=e1e0=e1S = [e^y]_{0}^{1} = e^1 - e^0 = e - 1
### (2) y=exy = e^xx=0x = 0x=1x = 1xx 軸で囲まれた部分の面積
求める面積は、以下の積分で計算できます。
S=01exdxS = \int_{0}^{1} e^x dx
積分を実行します。
S=[ex]01=e1e0=e1S = [e^x]_{0}^{1} = e^1 - e^0 = e - 1
##

3. 最終的な答え

(1) S=e1S = e - 1
(2) S=e1S = e - 1

「解析学」の関連問題

与えられた3つの関数について、その連続性を調べます。 (1) $f(x) = \frac{x+1}{x^2-1}$ (ただし$f(0)=0$) (2) $-1 \le x \le 2$ で $f(x)...

関数の連続性極限ガウス記号対数関数
2025/4/9

無限級数 $\sum_{n=1}^{\infty} \frac{1}{n(n+1)}$ の値を求めます。

無限級数部分分数分解極限数列
2025/4/9

与えられた極限を計算する問題です。問題は以下の通りです。 $\lim_{n \to \infty} (1 - \frac{1}{n+1})^n$

極限数列指数関数対数関数e
2025/4/9

数列 $\{1+(-1)^n\}$ が与えられたとき、極限 $\lim_{n \to \infty} \frac{1+(-1)^n}{n}$ を、はさみうちの原理を用いて求める。

数列極限はさみうちの原理
2025/4/9

次の条件を満たす関数 $f(x)$ を求めよ。 $f(x) = x - \frac{1}{2} \int_0^1 f(x) dx$

積分関数
2025/4/9

与えられた関数について、$\frac{dy}{dx}$を求める問題です。 (1) $x = 2y^2 + 3\sqrt{y}$ (2) $\tan x + \frac{\log y}{3\sqrt{y...

微分陰関数導関数連鎖律
2025/4/9

与えられた3つの関数を微分し、それぞれの式の空欄に当てはまる数字を答える問題です。 (1) $y = e^{\frac{1}{2}x} \sin^2 x$ (2) $y = \frac{1}{3}x(...

微分合成関数の微分積の微分
2025/4/9

与えられた2つの関数を微分し、空欄を埋める問題です。 (1) $y = \frac{x}{\sqrt{2x^2+x+3}}$ の微分 (2) $y = \frac{1}{2} \tan^2 \sqrt...

微分合成関数の微分商の微分
2025/4/9

画像に書かれている内容は、関数の連続性に関する条件と、片側極限に関する質問です。 具体的には、 (1) 関数 $f(x)$ が $x=a$ で定義されていること。つまり、$f(a)$ が存在すること。...

関数の連続性極限片側極限両側極限
2025/4/9

関数 $g(x) = |x|(e^x - 1)$ について、$x=0$ における微分可能性を調べる問題です。2つの方法が提示されており、それぞれの方法で$x=0$における微分可能性が示されています。最...

微分可能性絶対値関数極限導関数
2025/4/9