和が2、積が-1になる2つの数を求める問題です。

代数学二次方程式解の公式連立方程式
2025/6/24

1. 問題の内容

和が2、積が-1になる2つの数を求める問題です。

2. 解き方の手順

2つの数をxxyyとします。問題文より、以下の2つの式が成り立ちます。
x+y=2x + y = 2
xy=1xy = -1
1つ目の式からyyについて解くと、y=2xy = 2 - xとなります。
これを2つ目の式に代入すると、
x(2x)=1x(2 - x) = -1
2xx2=12x - x^2 = -1
x22x1=0x^2 - 2x - 1 = 0
この2次方程式を解の公式を用いて解きます。
x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
ここで、a=1a = 1, b=2b = -2, c=1c = -1なので、
x=2±(2)24(1)(1)2(1)x = \frac{2 \pm \sqrt{(-2)^2 - 4(1)(-1)}}{2(1)}
x=2±4+42x = \frac{2 \pm \sqrt{4 + 4}}{2}
x=2±82x = \frac{2 \pm \sqrt{8}}{2}
x=2±222x = \frac{2 \pm 2\sqrt{2}}{2}
x=1±2x = 1 \pm \sqrt{2}
x=1+2x = 1 + \sqrt{2}のとき、y=2(1+2)=12y = 2 - (1 + \sqrt{2}) = 1 - \sqrt{2}
x=12x = 1 - \sqrt{2}のとき、y=2(12)=1+2y = 2 - (1 - \sqrt{2}) = 1 + \sqrt{2}
したがって、求める2つの数は1+21 + \sqrt{2}121 - \sqrt{2}です。

3. 最終的な答え

1+2,121 + \sqrt{2}, 1 - \sqrt{2}

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