$ax^2 + bx + c = 0$ (ただし、$a, b, c$ は実数で、$a \neq 0$) の2つの解を $\alpha, \beta$ とする。また、$t^2 + pt + q = 0$ の2つの解を $\frac{\alpha}{\beta}, \frac{\beta}{\alpha}$ とする。 (1) $p, q$ を $a, b, c$ で表す。 (2) $\alpha, \beta$ が虚数となる条件は、$t^2 + pt + q = 0$ が虚数解を持つことであることを示す。 (3) 複素数平面上で、3点 $0, \frac{\alpha}{\beta}, \frac{\beta}{\alpha}$ が正三角形を作る条件は、$b^2 = (2 \pm \sqrt{3})ac$ であることを示す。
2025/6/24
はい、承知いたしました。問題文を読んで、順番に解いていきます。
1. 問題の内容
(ただし、 は実数で、) の2つの解を とする。また、 の2つの解を とする。
(1) を で表す。
(2) が虚数となる条件は、 が虚数解を持つことであることを示す。
(3) 複素数平面上で、3点 が正三角形を作る条件は、 であることを示す。
2. 解き方の手順
(1) 解と係数の関係より、、 である。
の解は なので、解と係数の関係より、
(2) が虚数であるとき、 の判別式 である。
の判別式
なので、 となり、 は虚数解を持つ。
(3) 複素数平面上で、 が正三角形をなす条件は、 である。
なので、
3. 最終的な答え
(1) 、
(2) が虚数になる条件は、 が虚数解をもつ。
(3)