三角形ABCがあり、$AB = 8$, $BC = 10$, $CA = 12$ である。角Aの二等分線と辺BCの交点をDとする。点Dで直線BCに接し、かつ点Aを通る円Oを考える。この円と辺ABとの交点のうちAでない点をEとする。また、円Oと辺ACとの交点のうちAでない点をFとする。以下の3つの長さを求めよ。 (1) 線分BDの長さ (2) 線分BEの長さ (3) 線分CFの長さ
2025/6/24
1. 問題の内容
三角形ABCがあり、, , である。角Aの二等分線と辺BCの交点をDとする。点Dで直線BCに接し、かつ点Aを通る円Oを考える。この円と辺ABとの交点のうちAでない点をEとする。また、円Oと辺ACとの交点のうちAでない点をFとする。以下の3つの長さを求めよ。
(1) 線分BDの長さ
(2) 線分BEの長さ
(3) 線分CFの長さ
2. 解き方の手順
(1) 線分BDの長さ
角Aの二等分線定理より、 である。
であるから、 となる。
(2) 線分BEの長さ
方べきの定理より、 が成り立つ。
であるから、 より、 となる。
(3) 線分CFの長さ
方べきの定理より、 が成り立つ。
であるから、 より、 となる。
よって、 となる。
3. 最終的な答え
(1) 線分BDの長さ: 4
(2) 線分BEの長さ: 2
(3) 線分CFの長さ: 3