6人の生徒を、指定された条件で組に分ける場合の数を求める問題です。 (1) 3人ずつA, Bの2組に分ける場合の数を求めます。 (2) 3人ずつ2組に分ける場合の数を求めます。
2025/6/24
1. 問題の内容
6人の生徒を、指定された条件で組に分ける場合の数を求める問題です。
(1) 3人ずつA, Bの2組に分ける場合の数を求めます。
(2) 3人ずつ2組に分ける場合の数を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 3人ずつA, Bの2組に分ける場合
まず、6人の中からA組に入れる3人を選ぶ組み合わせを計算します。これは組み合わせの記号を用いて と表されます。A組の3人が決まれば、残りの3人は自動的にB組に入るので、これで分け方が決まります。
を計算します。
したがって、3人ずつA, Bの2組に分ける方法は20通りです。
(2) 3人ずつ2組に分ける場合
この場合、(1)とは異なり、A組とB組の区別がありません。例えば、(1)で求めたある分け方でA組とB組を入れ替えた場合、(1)では別の分け方として数えられていますが、今回は同じ分け方として数える必要があります。そのため、(1)で求めた数を2で割る必要があります。
ただし、単純に2で割ると割り切れない場合があります。
まず、6人の中から3人を選ぶ組み合わせを計算します(これは(1)で計算済みで20です)。次に、選ばれた3人から構成される組ともう一方の3人から構成される組の区別がないため、計算結果を2で割ります。
したがって、3人ずつ2組に分ける方法は10通りです。
3. 最終的な答え
(1) 20通り
(2) 10通り