二次関数の頂点がx軸上にあるということは、頂点のy座標が0であることを意味します。
また、頂点がx軸上にあるとき、y=a(x−p)2と表すことができます。この場合、頂点の座標は(p,0)です。 ただし、この式は、2点を通る情報を代入するには不便なので、y=ax2+bx+cの形を用います。 点(0,2)を通るので、x=0, y=2を代入すると、 2=a(0)2+b(0)+c 次に、点(2,2)を通るので、x=2, y=2を代入すると、 2=a(2)2+b(2)+c 2=4a+2b+c 2=4a+2b+2 0=4a+2b したがって、y=ax2−2ax+2となります。 頂点がx軸上にあるので、判別式D=0となるはずです。 D=(−2a)2−4(a)(2)=4a2−8a=4a(a−2)=0 a=0またはa=2 a=0のとき、y=2となり二次関数にならないため、a=2です。 b=−2a=−2(2)=−4 よって、y=2x2−4x+2です。 y=2(x2−2x+1)=2(x−1)2 頂点は(1,0)なのでx軸上にあります。