$a$ を自然数とするとき、$\sqrt{100-2a}$ が自然数となるような $a$ の個数を求める。

代数学平方根整数方程式
2025/6/24

1. 問題の内容

aa を自然数とするとき、1002a\sqrt{100-2a} が自然数となるような aa の個数を求める。

2. 解き方の手順

1002a\sqrt{100-2a} が自然数となるためには、1002a100-2a が0以上の平方数でなければならない。
1002a=k2100 - 2a = k^2 とおく。ここで、kk は0以上の整数である。
2a=100k22a = 100 - k^2
a=100k22a = \frac{100 - k^2}{2}
aa は自然数なので、100k2100 - k^2 は正の偶数でなければならない。
つまり、100k2>0100 - k^2 > 0 であり、100k2100 - k^2 は偶数。
k2<100k^2 < 100 より、k<10k < 10
また、100k2100 - k^2 が偶数であるためには、k2k^2 が偶数でなければならない。
したがって、kk は偶数である。
kk の候補は、0,2,4,6,80, 2, 4, 6, 8 である。
k=0k=0 のとき、a=10002=50a = \frac{100-0}{2} = 50
k=2k=2 のとき、a=10042=48a = \frac{100-4}{2} = 48
k=4k=4 のとき、a=100162=42a = \frac{100-16}{2} = 42
k=6k=6 のとき、a=100362=32a = \frac{100-36}{2} = 32
k=8k=8 のとき、a=100642=18a = \frac{100-64}{2} = 18
よって、aa の値は 50,48,42,32,1850, 48, 42, 32, 18 の5つである。

3. 最終的な答え

5つ

「代数学」の関連問題

与えられた2次関数 $y = 2x^2 - 4x + 1$ のグラフを、以下の条件で移動させたときの放物線の方程式を求めます。 (1) $x$軸方向に-5、$y$軸方向に4だけ平行移動 (2) 頂点が...

二次関数放物線平行移動対称移動グラフ
2025/6/24

与えられた2次関数を平方完成して、頂点の座標を求める問題です。 (3) $y=-\frac{1}{2}x^2 + x - \frac{3}{2}$ (4) $y=\frac{1}{3}x^2 + x ...

二次関数平方完成頂点グラフ
2025/6/24

$x^4 + 324$ を係数の範囲が有理数の範囲と複素数の範囲で因数分解する。

因数分解多項式複素数平方完成判別式
2025/6/24

与えられた連立方程式 $x + 4y = 2x + 3y + 7 = -3x - 4$ を解く。

連立方程式方程式代入法
2025/6/24

与えられた二次関数 $y = 2(x-1)^2 + 1$ のグラフを描く問題です。

二次関数グラフ標準形頂点放物線
2025/6/24

$x^4 - 169$ を、係数の範囲を有理数、実数、複素数とした場合に因数分解する。

因数分解多項式複素数実数有理数
2025/6/24

与えられた数式は、総和の記号 $\Sigma$ を使った計算問題です。具体的には、$\sum_{k=1}^{n-1} k(k+4)$ を計算します。

総和シグマ数列公式
2025/6/24

$x^4 - 25$ を、係数の範囲を有理数、実数、複素数とした場合に、それぞれ因数分解する。

因数分解多項式複素数実数有理数
2025/6/24

与えられた2次式 $2x^2 - 12x + 26$ を複素数の範囲で因数分解する。

二次方程式因数分解複素数平方完成
2025/6/24

与えられた2次式 $3x^2 + 6x + 6$ を複素数の範囲で因数分解します。

因数分解二次式複素数
2025/6/24