2次方程式 $x^2 - 5x + (2k + 6) = 0$ が異なる2つの実数解を持つときの、$k$ の範囲を求める問題です。

代数学二次方程式判別式実数解不等式
2025/6/24

1. 問題の内容

2次方程式 x25x+(2k+6)=0x^2 - 5x + (2k + 6) = 0 が異なる2つの実数解を持つときの、kk の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式が異なる2つの実数解を持つための条件は、判別式 DDD>0D > 0 となることです。
与えられた2次方程式 x25x+(2k+6)=0x^2 - 5x + (2k + 6) = 0 の判別式 DD は、以下の式で表されます。
D=b24acD = b^2 - 4ac
ここで、a=1a = 1, b=5b = -5, c=2k+6c = 2k + 6 なので、判別式 DD は次のようになります。
D=(5)24(1)(2k+6)D = (-5)^2 - 4(1)(2k + 6)
D=258k24D = 25 - 8k - 24
D=18kD = 1 - 8k
異なる2つの実数解を持つためには D>0D > 0 である必要があるので、
18k>01 - 8k > 0
8k>1-8k > -1
k<18k < \frac{1}{8}

3. 最終的な答え

k<18k < \frac{1}{8}

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