問題は、(1)因数分解、(2)三角形の条件、(3)三角比の値、(4)組み合わせと順列、(5)箱ひげ図の読み取り、の5つの小問から構成されています。
2025/6/24
1. 問題の内容
問題は、(1)因数分解、(2)三角形の条件、(3)三角比の値、(4)組み合わせと順列、(5)箱ひげ図の読み取り、の5つの小問から構成されています。
2. 解き方の手順
(1) 因数分解
とおくと、与式は となります。
これを因数分解すると、 となります。
を元に戻すと、
(2) 三角形の条件
が鈍角三角形であることは、 であるための**必要条件**です。
なぜなら、 ならば は鈍角三角形ですが、 が鈍角三角形であっても とは限りません。例えば、 が90度よりも大きい場合があります。
したがって、答えは 2 です。
(3) 三角比の値
で、 のとき、 より、
より、 なので、
(4) 組み合わせと順列
6人から3人を選ぶ組み合わせは、 通り。
6人が横一列に並ぶとき、A, B, Cの3人が連続して並ぶ方法は、A, B, Cをひとまとめにして、残り3人と合わせて4つのものを並べる順列と、A, B, Cの並び方の順列を掛け合わせます。
4つのものの順列は 通り。
A, B, Cの並び方は 通り。
したがって、全部で 通り。
(5) 箱ひげ図の読み取り
箱ひげ図から読み取れる内容として必ず正しいものを探します。
1. 四分位偏差は、(第3四分位数 - 第1四分位数)/2 です。箱ひげ図より、第3四分位数は約1200mm、第1四分位数は約850mmなので、四分位偏差は約(1200-850)/2 = 175mmとなり、200mmより小さいので誤り。
2. 年間降水量が1100mmより少ない年は、箱ひげ図の中央値が約950mmであることから、20年のうち、少なくとも半分(10年以上)は1100mmより少ないので正しい。
3. 年間降水量が1150mmより多い年は、箱ひげ図から判断するのは難しいので誤り。
4. 年間降水量の平均値は箱ひげ図からは読み取れないので誤り。
したがって、答えは 2 です。
3. 最終的な答え
(1)
(2) 2
(3) ,
(4) 20, 144
(5) 2