1. 問題の内容
1枚の硬貨を5回投げるとき、以下の確率を求めます。
(1) 表がちょうど2回出る確率
(2) 裏がちょうど4回出る確率
2. 解き方の手順
この問題は、反復試行の確率を求める問題です。硬貨を投げるという試行は、毎回独立で、表が出る確率と裏が出る確率はそれぞれ です。
(1) 表がちょうど2回出る確率
5回の試行のうち、表が2回、裏が3回出る確率を求めます。
表が2回出る組み合わせは、5回の試行から2回選ぶ組み合わせの数なので、 通りです。
それぞれの組み合わせにおいて、表が2回、裏が3回出る確率は です。
したがって、表がちょうど2回出る確率は、
で計算できます。
確率は
(2) 裏がちょうど4回出る確率
5回の試行のうち、裏が4回、表が1回出る確率を求めます。
裏が4回出る組み合わせは、5回の試行から4回選ぶ組み合わせの数なので、 通りです。
それぞれの組み合わせにおいて、裏が4回、表が1回出る確率は です。
したがって、裏がちょうど4回出る確率は、
で計算できます。
確率は
3. 最終的な答え
(1) 表がちょうど2回出る確率:
(2) 裏がちょうど4回出る確率: