1. 問題の内容
10円玉が2枚、5円玉が2枚ある。この4枚の硬貨を同時に投げ、表が出たものの金額を足す。合計金額が20円になる確率を求めよ。
2. 解き方の手順
まず、考えられるすべての結果の数を計算します。各硬貨には表と裏の2つの可能性があります。硬貨は4枚あるので、可能な結果の総数は です。
次に、合計金額が20円になる組み合わせを調べます。
* 10円玉2枚が表、5円玉0枚が表:10 + 10 = 20円
* 10円玉1枚が表、5円玉2枚が表:10 + 5 + 5 = 20円
それぞれのケースの起こりうるパターンを数え上げます。
* 10円玉2枚が表、5円玉0枚が表の場合:5円玉は2枚とも裏になるので、パターンは1つだけです。
* 10円玉1枚が表、5円玉2枚が表の場合:10円玉のどちらが表になるかで2通りあります。
したがって、合計金額が20円になるのは、1 + 2 = 3通りです。
確率を計算します。
求める確率は、20円になる場合の数とすべての組み合わせの場合の数の比なので、です。