極方程式 $r \cos^2 \theta = \sin \theta$ を直交座標の方程式 $y = \text{ア} x^{\text{イ}}$ の形に変換する。

幾何学極座標直交座標座標変換距離
2025/3/30
## Q8

1. 問題の内容

極方程式 rcos2θ=sinθr \cos^2 \theta = \sin \theta を直交座標の方程式 y=xy = \text{ア} x^{\text{イ}} の形に変換する。

2. 解き方の手順

極座標と直交座標の関係は以下の通りです。
x=rcosθx = r \cos \theta
y=rsinθy = r \sin \theta
r2=x2+y2r^2 = x^2 + y^2
与えられた極方程式 rcos2θ=sinθr \cos^2 \theta = \sin \thetarr をかけると、
r2cos2θ=rsinθr^2 \cos^2 \theta = r \sin \theta
(rcosθ)2=rsinθ(r \cos \theta)^2 = r \sin \theta
x2=yx^2 = y
したがって、y=x2y = x^2 となる。

3. 最終的な答え

ア:1
イ:2
## Q9

1. 問題の内容

極座標で表される2点 A(2,π6)A(2, \frac{\pi}{6})B(5,5π6)B(5, \frac{5\pi}{6}) の間の距離 ABAB を求める。

2. 解き方の手順

極座標で表される2点 A(r1,θ1)A(r_1, \theta_1)B(r2,θ2)B(r_2, \theta_2) の間の距離は、以下の式で計算できます。
AB=r12+r222r1r2cos(θ2θ1)AB = \sqrt{r_1^2 + r_2^2 - 2r_1r_2 \cos(\theta_2 - \theta_1)}
今回の問題では、r1=2r_1 = 2, θ1=π6\theta_1 = \frac{\pi}{6}, r2=5r_2 = 5, θ2=5π6\theta_2 = \frac{5\pi}{6} なので、
θ2θ1=5π6π6=4π6=2π3\theta_2 - \theta_1 = \frac{5\pi}{6} - \frac{\pi}{6} = \frac{4\pi}{6} = \frac{2\pi}{3}
cos(2π3)=12\cos(\frac{2\pi}{3}) = -\frac{1}{2}
したがって、
AB=22+52225(12)=4+25+10=39AB = \sqrt{2^2 + 5^2 - 2 \cdot 2 \cdot 5 \cdot (-\frac{1}{2})} = \sqrt{4 + 25 + 10} = \sqrt{39}

3. 最終的な答え

AB=39AB = \sqrt{39}

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