平面上の三角形OABにおいて、辺ABを2:3に内分する点をPとする。線分OPを$t:1-t$ ($0 < t < 1$)に内分する点をQとする。直線BQと辺OAの交点をRとする。このとき、線分BRと線分BQの長さの比BR:BQを求め、さらに、三角形OQRと三角形BQPの面積の比が1:4であるとき、$t$の値を求めよ。
2025/6/25
1. 問題の内容
平面上の三角形OABにおいて、辺ABを2:3に内分する点をPとする。線分OPを ()に内分する点をQとする。直線BQと辺OAの交点をRとする。このとき、線分BRと線分BQの長さの比BR:BQを求め、さらに、三角形OQRと三角形BQPの面積の比が1:4であるとき、の値を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 線分BRと線分BQの比を求める。
点Rは直線BQ上にあるので、実数を用いて
と表せる。また、点Qは線分OPをに内分するので、
と表せる。点Pは線分ABを2:3に内分するので、
したがって、
点Rは直線BQ上にあるので、ある実数を用いて、
と表せる。これを代入すると、
より、の係数は0になるので、
よって、
したがって、である。
を用いてを表す式に戻ると、なので、
したがって、
(2) との面積の比が1:4であることから、の値を求める。
面積比が1:4なので、
より、なので、
より、
別の解法:
の因数分解は ではない。
であれば、. を満たさないので不適。