2次不等式 $x^2 - 2mx - 4m + 5 > 0$ の解がすべての実数であるとき、定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。代数学二次不等式判別式不等式因数分解2025/6/251. 問題の内容2次不等式 x2−2mx−4m+5>0x^2 - 2mx - 4m + 5 > 0x2−2mx−4m+5>0 の解がすべての実数であるとき、定数 mmm の値の範囲を求める問題です。2. 解き方の手順2次不等式 ax2+bx+c>0ax^2 + bx + c > 0ax2+bx+c>0 の解がすべての実数である条件は、a>0a > 0a>0 かつ判別式 D=b2−4ac<0D = b^2 - 4ac < 0D=b2−4ac<0 であることです。与えられた不等式 x2−2mx−4m+5>0x^2 - 2mx - 4m + 5 > 0x2−2mx−4m+5>0 において、a=1>0a = 1 > 0a=1>0 なので、判別式 DDD の条件だけを考えれば良いです。判別式 DDD を計算します。D=(−2m)2−4(1)(−4m+5)=4m2+16m−20D = (-2m)^2 - 4(1)(-4m + 5) = 4m^2 + 16m - 20D=(−2m)2−4(1)(−4m+5)=4m2+16m−20D<0D < 0D<0 となる mmm の範囲を求めるので、4m2+16m−20<04m^2 + 16m - 20 < 04m2+16m−20<0両辺を4で割ると、m2+4m−5<0m^2 + 4m - 5 < 0m2+4m−5<0左辺を因数分解すると、(m+5)(m−1)<0(m + 5)(m - 1) < 0(m+5)(m−1)<0したがって、mmm の範囲は −5<m<1-5 < m < 1−5<m<1 となります。3. 最終的な答え−5<m<1-5 < m < 1−5<m<1