議長1名、書記1名、委員6名の計8名が円形のテーブルに着席するとき、次の並び方は何通りあるか。 (1) 議長、書記が真正面に向かい合う。 (2) 議長、書記が隣り合わない。
2025/6/25
1. 問題の内容
議長1名、書記1名、委員6名の計8名が円形のテーブルに着席するとき、次の並び方は何通りあるか。
(1) 議長、書記が真正面に向かい合う。
(2) 議長、書記が隣り合わない。
2. 解き方の手順
(1) 議長と書記が真正面に向かい合う場合
まず、議長の位置を固定する。円卓なので、誰か一人の位置を固定することで、回転による重複を避けることができる。
次に、書記は議長の真正面に座るので、その位置も決まる。
残りの6人の委員は、残りの6席に自由に座ることができる。
したがって、6人の委員の並び方は 通りである。
(2) 議長と書記が隣り合わない場合
まず、8人が円卓に座る総数を計算する。1人の位置を固定し、残りの7人の並び方を考えると、 通り。
次に、議長と書記が隣り合う場合を考える。議長と書記をまとめて1つのペアとみなし、そのペアを固定して、残りの6人の委員と合わせて7つのものを円卓に並べる。これは 通り。
さらに、議長と書記のペアの中で、議長が右にいるか左にいるかの2通りの並び方がある。
したがって、議長と書記が隣り合う並び方は 通り。
議長と書記が隣り合わない並び方は、総数から隣り合う場合を引けば良い。
3. 最終的な答え
(1) 議長、書記が真正面に向かい合う場合:720通り
(2) 議長、書記が隣り合わない場合:3600通り