文字列 "TAKIBI" の6文字を並べ替える問題を解きます。 (1) A, K, B の位置を TAKIBI の順で固定した並べ方の場合の数 (2) A, K, B が左からこの順になる並べ方の場合の数 (3) A と K が隣り合わない並べ方の場合の数
2025/6/25
1. 問題の内容
文字列 "TAKIBI" の6文字を並べ替える問題を解きます。
(1) A, K, B の位置を TAKIBI の順で固定した並べ方の場合の数
(2) A, K, B が左からこの順になる並べ方の場合の数
(3) A と K が隣り合わない並べ方の場合の数
2. 解き方の手順
(1) A, K, Bの位置がTAKIBIの順で固定されている場合
A, K, B の位置はすでに決まっているので、残りの T, I, I の並べ方を考えます。
T, I, Iの3文字を並べる順列は、同じ文字が2つあるので、
通りです。
(2) A, K, B が左からこの順になるように並べる場合
6つの文字を並べる場所から A, K, B の場所を3つ選びます。選んだ場所は左から順にA, K, Bと配置します。場所の選び方は 通りあります。
残りの3つの場所にT, I, Iを並べます。T, I, Iの3文字を並べる順列は、同じ文字が2つあるので、 通りです。
したがって、並べ方の総数は、
通りです。
(3) A と K が隣り合わないように並べる場合
まず、すべての並べ方の総数を求めます。TAKIBIの6文字のうち、Iが2つあるので、並べ方の総数は 通りです。
次に、A と K が隣り合う並べ方の総数を求めます。AとKをひとまとめにして(AKもしくはKA)1つの文字として考えます。すると全部で5つの文字を並べることになります。T,I,I,B,(AKまたはKA)の5つの文字の並べ方は、Iが2つあるので、 通りです。(最後にAKとKAの並び方があるので、2を掛けます。)
したがって、A と K が隣り合わない並べ方は、
通りです。
3. 最終的な答え
(1) 3通り
(2) 60通り
(3) 240通り