以下の4つの連立方程式を解きます。 (1) $ \begin{cases} 4x+7y=39 \\ 2(x-y)=3x+3y \end{cases} $ (2) $ \begin{cases} 3(x+y)=2x-1 \\ x+y=-5 \end{cases} $ (3) $ \begin{cases} 3(x+2y)=5(x-4) \\ x+3y=-2 \end{cases} $ (4) $ \begin{cases} 2x-(x+7y)=13 \\ 2(x+3y)-5y=-4 \end{cases} $

代数学連立方程式一次方程式代入法計算
2025/6/25
はい、承知いたしました。画像にある連立方程式の解を求めます。

1. 問題の内容

以下の4つの連立方程式を解きます。
(1)
\begin{cases}
4x+7y=39 \\
2(x-y)=3x+3y
\end{cases}
(2)
\begin{cases}
3(x+y)=2x-1 \\
x+y=-5
\end{cases}
(3)
\begin{cases}
3(x+2y)=5(x-4) \\
x+3y=-2
\end{cases}
(4)
\begin{cases}
2x-(x+7y)=13 \\
2(x+3y)-5y=-4
\end{cases}

2. 解き方の手順

(1)
1つ目の式は 4x+7y=394x+7y=39 です。
2つ目の式を展開して整理すると、2x2y=3x+3y2x-2y=3x+3y となり、x+5y=0x+5y=0 が得られます。つまり、x=5yx=-5y です。
これを1つ目の式に代入すると、 4(5y)+7y=394(-5y)+7y=39 となり、 20y+7y=39-20y+7y=39 から 13y=39-13y=39 となります。
したがって、y=3y=-3 で、x=5y=5(3)=15x=-5y=-5(-3)=15 となります。
(2)
1つ目の式は 3(x+y)=2x13(x+y)=2x-1 です。
2つ目の式は x+y=5x+y=-5 です。
2つ目の式を1つ目の式に代入すると、3(5)=2x13(-5)=2x-1 となり、 15=2x1-15=2x-1 となります。
したがって、2x=142x=-14 なので、x=7x=-7 となります。
x+y=5x+y=-5x=7x=-7 を代入すると、(7)+y=5(-7)+y=-5 より、y=2y=2 となります。
(3)
1つ目の式は 3(x+2y)=5(x4)3(x+2y)=5(x-4) です。展開して整理すると、3x+6y=5x203x+6y=5x-20 となり、2x6y=202x-6y=20 すなわち x3y=10x-3y=10 が得られます。
2つ目の式は x+3y=2x+3y=-2 です。
2つの式を足し合わせると、(x3y)+(x+3y)=10+(2)(x-3y)+(x+3y)=10+(-2) となり、2x=82x=8 となります。
したがって、x=4x=4 です。
x+3y=2x+3y=-2x=4x=4 を代入すると、4+3y=24+3y=-2 より、3y=63y=-6 となります。
したがって、y=2y=-2 です。
(4)
1つ目の式は 2x(x+7y)=132x-(x+7y)=13 です。整理すると、x7y=13x-7y=13 となります。
2つ目の式は 2(x+3y)5y=42(x+3y)-5y=-4 です。展開して整理すると、2x+6y5y=42x+6y-5y=-4 となり、2x+y=42x+y=-4 となります。
1つ目の式から x=13+7yx=13+7y が得られます。これを2つ目の式に代入すると、2(13+7y)+y=42(13+7y)+y=-4 となり、26+14y+y=426+14y+y=-4 となります。
したがって、15y=3015y=-30 なので、y=2y=-2 となります。
x=13+7yx=13+7yy=2y=-2 を代入すると、x=13+7(2)=1314=1x=13+7(-2)=13-14=-1 となります。

3. 最終的な答え

(1) x=15,y=3x=15, y=-3
(2) x=7,y=2x=-7, y=2
(3) x=4,y=2x=4, y=-2
(4) x=1,y=2x=-1, y=-2

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