問題は、一次関数 $y = ax + b$ と二次関数 $y = ax^2$ について、それぞれ$a$の値に応じて$x$の値が増加するときに$y$の値がどのように変化するか、また、$x=0$を境に$y$の値がどのように変化するかを問うものです。

代数学一次関数二次関数関数の増減グラフ
2025/3/30

1. 問題の内容

問題は、一次関数 y=ax+by = ax + b と二次関数 y=ax2y = ax^2 について、それぞれaaの値に応じてxxの値が増加するときにyyの値がどのように変化するか、また、x=0x=0を境にyyの値がどのように変化するかを問うものです。

2. 解き方の手順

(1) 一次関数 y=ax+by = ax + b について:
- a>0a > 0 のとき、xxの値が増加すると、yyの値も増加します。なぜなら、xxに正の数をかけるからです。
- a<0a < 0 のとき、xxの値が増加すると、yyの値は減少します。なぜなら、xxに負の数をかけるからです。
(2) 二次関数 y=ax2y = ax^2 について:
- a>0a > 0 のとき、x=0x = 0を境に、減少から増加に変わります。xxが負の方向から0に近づくと、x2x^2の値は減少し、yyの値も減少します。一方、xxが0から正の方向に離れると、x2x^2の値は増加し、yyの値も増加します。
- a<0a < 0 のとき、x=0x = 0を境に、増加から減少に変わります。xxが負の方向から0に近づくと、x2x^2の値は減少し、yyの値は増加します (負の数をかけるため)。一方、xxが0から正の方向に離れると、x2x^2の値は増加し、yyの値は減少します (負の数をかけるため)。

3. 最終的な答え

1 次関数 y=ax+by = ax + b は、
a>0a > 0 のとき、xxの値が増加すると、yyの値は増加する。
a<0a < 0 のとき、xxの値が増加すると、yyの値は減少する。
関数 y=ax2y = ax^2 は、
a<0a < 0 のとき、x=0x = 0 を境に、増加から減少に変わる。
a>0a > 0 のとき、x=0x = 0 を境に、減少から増加に変わる。

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