円 $x^2 + y^2 = 50$ の接線で、(1) 直線 $x+y=1$ に平行なもの、(2) 直線 $7x+y=-2$ に垂直なもののそれぞれについて、接線の方程式と接点の座標を求める。

幾何学接線方程式座標
2025/6/26

1. 問題の内容

x2+y2=50x^2 + y^2 = 50 の接線で、(1) 直線 x+y=1x+y=1 に平行なもの、(2) 直線 7x+y=27x+y=-2 に垂直なもののそれぞれについて、接線の方程式と接点の座標を求める。

2. 解き方の手順

(1) 直線 x+y=1x+y=1 に平行な接線を求める。
* 平行な直線の傾きは等しいので、求める接線の傾きは 1-1 である。
* よって、接線の方程式を y=x+ky = -x + k とおく。
* これを x2+y2=50x^2 + y^2 = 50 に代入して、xx についての二次方程式を得る。
* 接線なので、判別式 D=0D=0 となる。
* 判別式から kk の値を求める。
* kk の値を接線の方程式に代入し、接線の方程式を得る。
* xx についての二次方程式の解を求めることで、接点の xx 座標を得る。
* 接点の xx 座標を接線の方程式に代入することで、接点の yy 座標を得る。
(2) 直線 7x+y=27x+y=-2 に垂直な接線を求める。
* 垂直な直線の傾きの積は 1-1 なので、求める接線の傾きは 17\frac{1}{7} である。
* よって、接線の方程式を y=17x+ly = \frac{1}{7}x + l とおく。
* これを x2+y2=50x^2 + y^2 = 50 に代入して、xx についての二次方程式を得る。
* 接線なので、判別式 D=0D=0 となる。
* 判別式から ll の値を求める。
* ll の値を接線の方程式に代入し、接線の方程式を得る。
* xx についての二次方程式の解を求めることで、接点の xx 座標を得る。
* 接点の xx 座標を接線の方程式に代入することで、接点の yy 座標を得る。

3. 最終的な答え

(1)
接線の方程式: y=x±10y = -x \pm 10 つまり x+y=±10x+y = \pm 10
接点の座標: (5,5),(5,5)(5, 5), (-5, -5)
(2)
接線の方程式: y=17x±507y = \frac{1}{7}x \pm \frac{50}{7} つまり x7y=±50x-7y = \pm 50
接点の座標: (7,1),(7,1)(7, -1), (-7, 1)

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