練習27:1個のサイコロを投げたとき、(1)偶数の目が出る確率と、(2)3以上の目が出る確率を求める。 練習28:2枚の100円硬貨を同時に投げたとき、(1)2枚とも裏が出る確率と、(2)表と裏が1枚ずつ出る確率を求める。

確率論・統計学確率サイコロ硬貨事象場合の数
2025/6/26

1. 問題の内容

練習27:1個のサイコロを投げたとき、(1)偶数の目が出る確率と、(2)3以上の目が出る確率を求める。
練習28:2枚の100円硬貨を同時に投げたとき、(1)2枚とも裏が出る確率と、(2)表と裏が1枚ずつ出る確率を求める。

2. 解き方の手順

練習27
(1) 偶数の目が出る確率
サイコロの目は1から6の6通り。偶数の目は2, 4, 6の3通り。
確率は、起こりうる全ての場合の数に対する、求める事象の場合の数の割合で計算される。
確率=事象の場合の数起こりうる全ての場合の数確率 = \frac{事象の場合の数}{起こりうる全ての場合の数}
確率=36=12確率 = \frac{3}{6} = \frac{1}{2}
(2) 3以上の目が出る確率
3以上の目は3, 4, 5, 6の4通り。
確率=46=23確率 = \frac{4}{6} = \frac{2}{3}
練習28
(1) 2枚とも裏が出る確率
2枚の硬貨を投げたときの表裏の出方は、(表, 表), (表, 裏), (裏, 表), (裏, 裏)の4通り。
2枚とも裏が出るのは(裏, 裏)の1通り。
確率=14確率 = \frac{1}{4}
(2) 表と裏が1枚ずつ出る確率
表と裏が1枚ずつ出るのは(表, 裏), (裏, 表)の2通り。
確率=24=12確率 = \frac{2}{4} = \frac{1}{2}

3. 最終的な答え

練習27
(1) 偶数の目が出る確率: 12\frac{1}{2}
(2) 3以上の目が出る確率: 23\frac{2}{3}
練習28
(1) 2枚とも裏が出る確率: 14\frac{1}{4}
(2) 表と裏が1枚ずつ出る確率: 12\frac{1}{2}

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