白玉4個と赤玉2個が入った袋から、同時に2個の玉を取り出すとき、以下の確率を求めます。 (1) 2個とも白玉である確率 (2) 白玉と赤玉が1個ずつ出る確率

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/6/26

1. 問題の内容

白玉4個と赤玉2個が入った袋から、同時に2個の玉を取り出すとき、以下の確率を求めます。
(1) 2個とも白玉である確率
(2) 白玉と赤玉が1個ずつ出る確率

2. 解き方の手順

まず、袋から2個の玉を取り出す場合の総数を計算します。
これは、6個の玉から2個を選ぶ組み合わせなので、6C2_6C_2 で求められます。
6C2=6!2!(62)!=6!2!4!=6×52×1=15_6C_2 = \frac{6!}{2!(6-2)!} = \frac{6!}{2!4!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15
(1) 2個とも白玉である確率
白玉4個から2個を選ぶ組み合わせは、4C2_4C_2 で求められます。
4C2=4!2!(42)!=4!2!2!=4×32×1=6_4C_2 = \frac{4!}{2!(4-2)!} = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
したがって、2個とも白玉である確率は、4C26C2=615=25\frac{_4C_2}{_6C_2} = \frac{6}{15} = \frac{2}{5}
(2) 白玉と赤玉が1個ずつ出る確率
白玉4個から1個を選ぶ組み合わせは、4C1=4_4C_1 = 4 です。
赤玉2個から1個を選ぶ組み合わせは、2C1=2_2C_1 = 2 です。
したがって、白玉と赤玉が1個ずつ出る組み合わせの数は、4C1×2C1=4×2=8_4C_1 \times _2C_1 = 4 \times 2 = 8
したがって、白玉と赤玉が1個ずつ出る確率は、4C1×2C16C2=815\frac{_4C_1 \times _2C_1}{_6C_2} = \frac{8}{15}

3. 最終的な答え

(1) 2個とも白玉である確率: 25\frac{2}{5}
(2) 白玉と赤玉が1個ずつ出る確率: 815\frac{8}{15}

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