$\angle A = 60^\circ$, $AB = 4$, $CA = 3$ である $\triangle ABC$ について、面積 $S$ と辺 $BC$ の長さを求める問題です。

幾何学三角形面積余弦定理三角関数辺の長さ
2025/6/26

1. 問題の内容

A=60\angle A = 60^\circ, AB=4AB = 4, CA=3CA = 3 である ABC\triangle ABC について、面積 SS と辺 BCBC の長さを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、ABC\triangle ABC の面積を求めます。
三角形の面積の公式 S=12absinCS = \frac{1}{2}ab\sin C を用いると、
S=12×AB×CA×sinA=12×4×3×sin60S = \frac{1}{2} \times AB \times CA \times \sin A = \frac{1}{2} \times 4 \times 3 \times \sin 60^\circ
sin60=32\sin 60^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2} なので、
S=12×4×3×32=33S = \frac{1}{2} \times 4 \times 3 \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 3\sqrt{3}
したがって、面積は 333\sqrt{3} です。
次に、辺 BCBC の長さを求めます。
余弦定理 a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc\cos A を用いると、
BC2=AB2+CA22×AB×CA×cosABC^2 = AB^2 + CA^2 - 2 \times AB \times CA \times \cos A
BC2=42+322×4×3×cos60BC^2 = 4^2 + 3^2 - 2 \times 4 \times 3 \times \cos 60^\circ
cos60=12\cos 60^\circ = \frac{1}{2} なので、
BC2=16+92×4×3×12=2512=13BC^2 = 16 + 9 - 2 \times 4 \times 3 \times \frac{1}{2} = 25 - 12 = 13
したがって、BC=13BC = \sqrt{13} です。

3. 最終的な答え

ABC\triangle ABC の面積 S=33S = 3\sqrt{3}
BCBC の長さ BC=13BC = \sqrt{13}

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