ある中学校の生徒について、ボランティア活動に参加したことがある生徒の割合が、1年生で25%、2年生で30%、3年生で40%であり、学校全体では32%である。また、3年生は2年生より15人多く、1年生は240人である。このとき、2年生と3年生の生徒数を求める。

代数学連立方程式文章問題割合方程式
2025/6/26

1. 問題の内容

ある中学校の生徒について、ボランティア活動に参加したことがある生徒の割合が、1年生で25%、2年生で30%、3年生で40%であり、学校全体では32%である。また、3年生は2年生より15人多く、1年生は240人である。このとき、2年生と3年生の生徒数を求める。

2. 解き方の手順

まず、2年生の人数を xx、3年生の人数を yy とする。
問題文より、以下の2つの式が立てられる。
* 3年生は2年生より15人多いので、y=x+15y = x + 15
* 学校全体のボランティア活動参加者の割合に関する式
学校全体の人数は 240+x+y240 + x + y 人である。
ボランティア活動参加者の人数は、
1年生: 240×0.25=60240 \times 0.25 = 60
2年生: 0.3x0.3x
3年生: 0.4y0.4y
学校全体: 0.32(240+x+y)0.32(240 + x + y)
したがって、
60+0.3x+0.4y=0.32(240+x+y)60 + 0.3x + 0.4y = 0.32(240 + x + y)
これを整理すると、
60+0.3x+0.4y=76.8+0.32x+0.32y60 + 0.3x + 0.4y = 76.8 + 0.32x + 0.32y
0.08y0.02x=16.80.08y - 0.02x = 16.8
両辺を100倍して、
8y2x=16808y - 2x = 1680
4yx=8404y - x = 840
連立方程式は以下のようになる。
y=x+15y = x + 15
4yx=8404y - x = 840
y=x+15y = x + 154yx=8404y - x = 840 に代入すると、
4(x+15)x=8404(x + 15) - x = 840
4x+60x=8404x + 60 - x = 840
3x=7803x = 780
x=260x = 260
y=x+15y = x + 15x=260x = 260 を代入すると、
y=260+15=275y = 260 + 15 = 275
したがって、2年生は260人、3年生は275人である。

3. 最終的な答え

2年生: 260人
3年生: 275人

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