与えられた微分方程式 $M \frac{d^2 l}{dt^2} = - \mu M g$ の一般解を求める問題です。ここで、$l$ は位置、$t$ は時間、$M$ は質量、$g$ は重力加速度、$\mu$ は定数です。

応用数学微分方程式物理運動
2025/6/26

1. 問題の内容

与えられた微分方程式 Md2ldt2=μMgM \frac{d^2 l}{dt^2} = - \mu M g の一般解を求める問題です。ここで、ll は位置、tt は時間、MM は質量、gg は重力加速度、μ\mu は定数です。

2. 解き方の手順

まず、微分方程式を整理します。
Md2ldt2=μMgM \frac{d^2 l}{dt^2} = - \mu M g
両辺を MM で割ると、
d2ldt2=μg\frac{d^2 l}{dt^2} = - \mu g
これは、l(t)l(t) の二階微分が定数になることを示しています。この式を積分することで、l(t)l(t) を求めることができます。
まず、両辺を tt で積分します。
d2ldt2dt=μgdt\int \frac{d^2 l}{dt^2} dt = \int - \mu g dt
dldt=μgt+C1\frac{dl}{dt} = - \mu g t + C_1
ここで、C1C_1 は積分定数です。dldt\frac{dl}{dt} は速度を表します。
次に、もう一度両辺を tt で積分します。
dldtdt=(μgt+C1)dt\int \frac{dl}{dt} dt = \int (- \mu g t + C_1) dt
l(t)=12μgt2+C1t+C2l(t) = - \frac{1}{2} \mu g t^2 + C_1 t + C_2
ここで、C2C_2 は別の積分定数です。
したがって、一般解は l(t)=12μgt2+C1t+C2l(t) = - \frac{1}{2} \mu g t^2 + C_1 t + C_2 となります。

3. 最終的な答え

l(t)=12μgt2+C1t+C2l(t) = - \frac{1}{2} \mu g t^2 + C_1 t + C_2

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