直線 $y = 2ax + a^2$ ...(1) について、$a$ がすべての実数値をとって変化するとき、直線(1)が通りうる領域を図示せよ。

代数学直線領域判別式二次方程式不等式
2025/6/26

1. 問題の内容

直線 y=2ax+a2y = 2ax + a^2 ...(1) について、aa がすべての実数値をとって変化するとき、直線(1)が通りうる領域を図示せよ。

2. 解き方の手順

(1)を aa についての2次方程式とみて整理します。
a2+2xay=0a^2 + 2xa - y = 0 ...(2)
aa がすべての実数値をとって変化するので、(2)が実数解を持つ必要があります。
したがって、(2)の判別式を DD とすると、D0D \geq 0 となります。
D/4=x2(y)=x2+yD/4 = x^2 - (-y) = x^2 + y
x2+y0x^2 + y \geq 0
yx2y \geq -x^2
次に、y=x2y = -x^2 上の点を通ることを確認します。
y=x2y = -x^2 のとき、a2+2xa+x2=0a^2 + 2xa + x^2 = 0 となり、(a+x)2=0(a+x)^2 = 0 より a=xa = -x となります。
これは実数解を持つので、y=x2y = -x^2 上の点も直線(1)が通りうる領域に含まれます。

3. 最終的な答え

yx2y \geq -x^2 で表される領域。境界を含む。

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