1. 問題の内容
与えられた対数方程式 を解く問題です。
2. 解き方の手順
まず、対数の性質を用いて左辺をまとめます。
対数の和は、真数のかけ算になるので、
となります。
したがって、与えられた方程式は
と書き換えられます。
次に、対数の定義から、
となります。
左辺を展開すると、
となります。
これを整理すると、
となります。
この2次方程式を因数分解すると、
となります。
よって、 または が得られます。
最後に、解の吟味を行います。
元の対数方程式 において、対数の真数は正でなければなりません。
すなわち、 かつ である必要があります。
これは、 かつ を意味するので、 でなければなりません。
は を満たさないので、不適です。
は を満たすので、解として適切です。