$y = \cos(3x - \pi)$ のグラフは、$y = \cos x$ のグラフを $x$ 軸方向に何倍し、かつ $x$ 軸方向にどれだけ平行移動したもので、周期はいくつになるかを求める問題です。

解析学三角関数グラフ平行移動周期
2025/3/10

1. 問題の内容

y=cos(3xπ)y = \cos(3x - \pi) のグラフは、y=cosxy = \cos x のグラフを xx 軸方向に何倍し、かつ xx 軸方向にどれだけ平行移動したもので、周期はいくつになるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、y=cos(3xπ)y = \cos(3x - \pi) を変形します。
y=cos(3xπ)=cos(3(xπ3))y = \cos(3x - \pi) = \cos(3(x - \frac{\pi}{3})) となります。
この式から、y=cosxy = \cos x のグラフを xx 軸方向に 13\frac{1}{3} 倍したグラフが得られます。次に、xx 軸方向に π3\frac{\pi}{3} だけ平行移動したグラフが得られます。
cosx\cos x の周期は 2π2\pi です。y=cos(3xπ)y = \cos(3x - \pi) の周期は 2π/32\pi / 3 になります。
したがって、(1) は 13\frac{1}{3}, (3) は π3\frac{\pi}{3}, (5) は 23\frac{2}{3} となります。また、(2) は 13\frac{1}{3} 倍なので、(4)には π\pi が入ります。 (6)は周期なので23\frac{2}{3}が入ります。

3. 最終的な答え

(1) 13\frac{1}{3}
(3) π3\frac{\pi}{3}
(5) 23\frac{2}{3}

「解析学」の関連問題

与えられた2変数関数 $f(x,y) = 2x^2 + 5xy + y^2 - 3x - 2y + 3$ の性質を調べる、または何らかの値を求める問題であると推測されます。しかし、問題文には具体的な指...

偏微分多変数関数停留点極値
2025/7/5

$0 \le x \le \pi$ の範囲において、不等式 $\sin x \ge x \cos x$ を証明します。

不等式導関数単調増加マクローリン展開テイラー展開
2025/7/5

$\int_{1}^{64} \sqrt[6]{x} \, dx$ を計算してください。

定積分積分累乗根
2025/7/5

与えられた定積分 $\int_1^{64} \sqrt[3]{x} \, dx$ を計算し、その結果を求める問題です。

定積分積分累乗根
2025/7/5

与えられた積分を計算します。 積分は $\int x(2x+9)^{-\frac{5}{4}} dx$ です。

積分部分積分不定積分
2025/7/5

与えられた4つの極限値を計算する問題、不等式 $\sin x \ge x \cos x$ ($0 \le x \le \pi$)を証明する問題、そして関数 $f(x) = \sqrt{x+1}$ を ...

極限テイラー展開マクローリン展開三角関数指数関数
2025/7/5

与えられた極限を計算します。 $$ \lim_{x \to \alpha} \frac{x \sin x - \alpha \sin \alpha}{\sin(x - \alpha)} $$

極限ロピタルの定理三角関数
2025/7/5

与えられた積分を計算します。 $\int \frac{x}{(x^2 + 1)^3} dx$

積分置換積分不定積分
2025/7/5

次の5つの文章が正しいかどうか判定し、正しければ○、誤りを含んでいれば×と答えます。 (1) $(\frac{1}{\pi})^3 < (\frac{1}{\pi})^2$ が成り立つか。 (2) $...

微分偏微分陰関数接線全微分
2025/7/5

関数 $f(x, y) = x^2 + xy + y^2 - 3x + 2y + 2$ の極値を求める問題です。

多変数関数極値偏微分ヘッセ行列
2025/7/5