複素数平面上の2点 $A(-1+2i)$ と $B(4-i)$ が与えられているとき、線分ABを2:3に内分する点と外分する点を表す複素数をそれぞれ求める。

代数学複素数複素数平面内分点外分点
2025/6/26

1. 問題の内容

複素数平面上の2点 A(1+2i)A(-1+2i)B(4i)B(4-i) が与えられているとき、線分ABを2:3に内分する点と外分する点を表す複素数をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

まず、線分ABをm:nに内分する点を表す複素数は、以下の式で与えられる。
nα+mβm+n\frac{n\alpha + m\beta}{m+n}
ここで、α \alpha は点Aを表す複素数、β \beta は点Bを表す複素数である。
次に、線分ABをm:nに外分する点を表す複素数は、以下の式で与えられる。
nα+mβmn\frac{-n\alpha + m\beta}{m-n}
ここで、α \alpha は点Aを表す複素数、β \beta は点Bを表す複素数である。
(1) 内分点
m = 2, n = 3, α=1+2i\alpha = -1+2i, β=4i\beta = 4-i を代入する。
3(1+2i)+2(4i)2+3=3+6i+82i5=5+4i5=1+45i\frac{3(-1+2i) + 2(4-i)}{2+3} = \frac{-3+6i+8-2i}{5} = \frac{5+4i}{5} = 1+\frac{4}{5}i
(2) 外分点
m = 2, n = 3, α=1+2i\alpha = -1+2i, β=4i\beta = 4-i を代入する。
3(1+2i)+2(4i)23=36i+82i1=118i1=11+8i\frac{-3(-1+2i) + 2(4-i)}{2-3} = \frac{3-6i+8-2i}{-1} = \frac{11-8i}{-1} = -11+8i

3. 最終的な答え

内分する点を表す複素数は 1+45i1+\frac{4}{5}i
外分する点を表す複素数は 11+8i-11+8i

「代数学」の関連問題

2次方程式 $x^2 - 2(m-2)x - m + 14 = 0$ が異なる2つの負の解を持つとき、定数 $m$ の値の範囲を求めよ。

二次方程式判別式解と係数の関係不等式
2025/6/26

2次方程式 $x^2 - 2(m-2)x - m + 14 = 0$ が異なる2つの負の解を持つとき、定数 $m$ の値の範囲を求めよ。

二次方程式解の範囲判別式解と係数の関係
2025/6/26

与えられた2つの式、 $x^2+3x+2$ と $2x^2-4x-16$ をそれぞれ因数分解します。

因数分解二次式多項式
2025/6/26

2次関数 $y = x^2 - 2mx + m + 2$ のグラフが与えられた条件を満たすとき、定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。 (1) $x$ 軸と $x > 1$ の部分で異なる2点で交...

二次関数判別式グラフ不等式解の配置
2025/6/26

複素数平面において、与えられた方程式を満たす点 $z$ の全体がどのような図形になるかを答えます。 (1) $|z - 1| = |z - 3i|$ (2) $|z| = |z + (2 + i)|$

複素数複素数平面絶対値方程式図形直線
2025/6/26

2次関数 $y = x^2 - 2mx + m + 2$ について、以下の条件を満たす定数 $m$ の範囲を求めます。 (1) $x$ 軸と $x > 1$ の部分で異なる2点で交わる。 (2) $x...

二次関数二次方程式判別式グラフ不等式
2025/6/26

方程式 $4^x = 8 \cdot 2^x$ を解く。

指数対数不等式最大値最小値指数関数
2025/6/26

次の連立方程式を解きます。 $\begin{cases} \frac{2}{3}x + \frac{5}{6}y = 5 \\ \frac{1}{5}x + \frac{1}{2}y = 1 \end...

連立方程式一次方程式代入法計算
2025/6/26

次の連立方程式を解きます。 $ \begin{cases} \frac{2}{3}x + \frac{5}{6}y = 6 \\ \frac{1}{5}x + \frac{1}{2}y = 1 \en...

連立方程式一次方程式代入法
2025/6/26

(1) 不等式 $x^2 - 2x + 2 > 0$ を証明する。 (2) 3次不等式 $x^3 - 3x^2 + 4x - 2 \le 0$ を解く。

不等式平方完成因数分解3次不等式
2025/6/26