2つの不等式 $-x > 2(x+9)$ と $\frac{x-4}{6} \leq -2x + 7$ を同時に満たす整数 $x$ の値をすべて求めよ。

代数学不等式一次不等式連立不等式整数解
2025/6/26

1. 問題の内容

2つの不等式 x>2(x+9)-x > 2(x+9)x462x+7\frac{x-4}{6} \leq -2x + 7 を同時に満たす整数 xx の値をすべて求めよ。

2. 解き方の手順

まず、一つ目の不等式を解きます。
x>2(x+9)-x > 2(x+9)
x>2x+18-x > 2x + 18
3x>18-3x > 18
x<6x < -6
次に、二つ目の不等式を解きます。
x462x+7\frac{x-4}{6} \leq -2x + 7
x46(2x+7)x - 4 \leq 6(-2x + 7)
x412x+42x - 4 \leq -12x + 42
13x4613x \leq 46
x4613x \leq \frac{46}{13}
4613\frac{46}{13} は約 3.543.54 なので、x3.54x \leq 3.54 となります。
したがって、2つの不等式を満たす xx の範囲は x<6x < -6x4613x \leq \frac{46}{13} の共通部分であるため、x<6x < -6 となります。
しかしながら、2つの不等式を満たす xx の範囲は x4613x \leq \frac{46}{13}より、x3.54x \leq 3.54 となる。
よって、x<6x < -6x4613x \leq \frac{46}{13}を満たすxxは、x<6x < -6より小さい整数は7,8,9...-7, -8, -9...となり、x4613x \leq \frac{46}{13} より小さい整数は 3,2,1,0,1,2...3, 2, 1, 0, -1, -2... となります。
したがって、x<6x < -6 であるため、xx に当てはまる整数は存在しません。
一つ目の不等式を解き直します。
x>2(x+9)-x > 2(x+9)
x>2x+18-x > 2x + 18
3x>18-3x > 18
x<6x < -6
二つ目の不等式を解き直します。
x462x+7\frac{x-4}{6} \leq -2x + 7
x46(2x+7)x-4 \leq 6(-2x+7)
x412x+42x-4 \leq -12x + 42
13x4613x \leq 46
x46133.54x \leq \frac{46}{13} \approx 3.54
2つの不等式を同時に満たす整数は x<6x < -6x4613x \leq \frac{46}{13} より、x3.54x \leq 3.54 なので、
x<6x < -6x3.54x \leq 3.54 の両方を満たす整数は存在しません。
しかし、x<6x < -6 ではなく、x>6x>-6 であれば、xx に当てはまる整数の値は 3,2,1,0,1,2,3,4,53, 2, 1, 0, -1, -2, -3, -4, -5
両方の不等式を満たす整数解は存在しません。
一つ目の不等式の不等号の向きが x<2(x+9)-x < 2(x+9) であれば、x>6x>-6 となり、xx の値は 5,4,3,2,1,0,1,2,3-5, -4, -3, -2, -1, 0, 1, 2, 399 個となります。

3. 最終的な答え

解なし

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