与えられた円の方程式から、円の中心の座標と半径を求める問題です。

幾何学円の方程式座標半径
2025/6/27

1. 問題の内容

与えられた円の方程式から、円の中心の座標と半径を求める問題です。

2. 解き方の手順

円の方程式の一般形は、(xa)2+(yb)2=r2(x-a)^2 + (y-b)^2 = r^2 で表されます。ここで、(a,b)(a, b) は円の中心の座標、 rr は円の半径です。
各方程式を一般形と比較して、中心の座標と半径を求めます。
(1) (x1)2+(y5)2=9(x-1)^2 + (y-5)^2 = 9
一般形と比較すると、a=1a=1, b=5b=5, r2=9r^2=9 であることがわかります。したがって、r=9=3r = \sqrt{9} = 3 です。
(2) x2+y2=49x^2 + y^2 = 49
この方程式は、(x0)2+(y0)2=49(x-0)^2 + (y-0)^2 = 49 と書き換えることができます。
一般形と比較すると、a=0a=0, b=0b=0, r2=49r^2=49 であることがわかります。したがって、r=49=7r = \sqrt{49} = 7 です。
(3) (x+2)2+(y3)2=6(x+2)^2 + (y-3)^2 = 6
この方程式は、(x(2))2+(y3)2=6(x-(-2))^2 + (y-3)^2 = 6 と書き換えることができます。
一般形と比較すると、a=2a=-2, b=3b=3, r2=6r^2=6 であることがわかります。したがって、r=6r = \sqrt{6} です。
(4) x2+(y+2)2=18x^2 + (y+2)^2 = 18
この方程式は、(x0)2+(y(2))2=18(x-0)^2 + (y-(-2))^2 = 18 と書き換えることができます。
一般形と比較すると、a=0a=0, b=2b=-2, r2=18r^2=18 であることがわかります。したがって、r=18=32r = \sqrt{18} = 3\sqrt{2} です。

3. 最終的な答え

(1) 中心の座標: (1,5)(1, 5), 半径: 33
(2) 中心の座標: (0,0)(0, 0), 半径: 77
(3) 中心の座標: (2,3)(-2, 3), 半径: 6\sqrt{6}
(4) 中心の座標: (0,2)(0, -2), 半径: 323\sqrt{2}

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