点Pを中心とする円と直線lの交点をAとし、Aを中心とする同じ半径の円と直線lの交点をBとする。次に、Aを中心として半径がBPの長さの円をかき、半径がAPの円との交点をQとする。PQを結ぶ。このとき、l//PQであることを証明する穴埋め問題です。

幾何学幾何作図合同平行証明
2025/3/30

1. 問題の内容

点Pを中心とする円と直線lの交点をAとし、Aを中心とする同じ半径の円と直線lの交点をBとする。次に、Aを中心として半径がBPの長さの円をかき、半径がAPの円との交点をQとする。PQを結ぶ。このとき、l//PQであることを証明する穴埋め問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた条件を整理します。
* AB = PQ (問題文より)
* PB = AQ (問題文より)
さらに、APは両方の三角形に共通な辺なので、
AP=PAAP = PA
したがって、ABP\triangle ABPPQA\triangle PQAにおいて、3辺の長さがそれぞれ等しいので、
ABPPQA\triangle ABP \equiv \triangle PQA(3辺相等)
合同な図形の対応する角は等しいので、
BAP=AQP\angle BAP = \angle AQP
BAP\angle BAPAQP\angle AQP は直線lとPQに対する錯角なので、
錯角が等しいことより、l//PQl // PQ

3. 最終的な答え

ABP\triangle ABPPQA\triangle PQA において、
AB = PQ
PB = AQ
AP = PA
よって、3辺
がそれぞれ
等しいので、
ABPPQA\triangle ABP \equiv \triangle PQA
したがって、合同な図形の対応する角は等しいので、
BAP=AQP\angle BAP = \angle AQP
錯角が等しいことより、l//PQl // PQ

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