(1) 2x2行列の逆行列は、行列式を計算し、成分を入れ替えたり符号を変えたりすることで求められます。
行列式 det(A)=2×9−5×4=18−20=−2 逆行列 A−1=det(A)1(9−4−52) (2) 3x3行列の逆行列は、掃き出し法または余因子行列を利用して求めます。今回は掃き出し法を用います。
B=12−1012001 に対して、単位行列を並べた12−1012001∣∣∣100010001を基本変形します。 まず2行目を2行目-2x1行とします。
10−1012001∣∣∣1−20010001 次に3行目を3行目+1行とします。
100012001∣∣∣1−21010001 次に3行目を3行目-2x2行とします。
100010001∣∣∣1−2501−2001 (3) C=1−222−33211 行列式 det(C)=1(−3−3)−2(−2−2)+2(−6+6)=−6+8+0=2 余因子行列を求めます。
C11=−3−3=−6, C12=−(−2−2)=4, C13=−6+6=0 C21=−(2−6)=4, C22=1−4=−3, C23=−(3−4)=1 C31=2+6=8, C32=−(1+4)=−5, C33=−3+4=1 余因子行列は−6484−3−5011 転置行列は−6404−318−51 逆行列 C−1=21−6404−318−51=−3202−3/21/24−5/21/2