1. 問題の内容
関数 のグラフの概形を描く問題です。
2. 解き方の手順
まず、関数の定義域を確認します。この関数はすべての実数 に対して定義されています。
次に、導関数を計算して、関数の増減を調べます。
となる の値を求めます。
なので、 より、
増減表を作成します。
| x | ... | -1 | ... |
|------|------|------|------|
| y' | - | 0 | + |
| y | 減少 | 極小 | 増加 |
のとき、
次に、2階導関数を計算して、関数の凹凸を調べます。
となる の値を求めます。
なので、 より、
凹凸を調べます。
| x | ... | -2 | ... |
|------|------|------|------|
| y'' | - | 0 | + |
| y | 上に凸 | 変曲点 | 下に凸 |
のとき、
次に、極限を調べます。
(ロピタルの定理を使うか、 で の減少速度が の増加速度より速いことを利用)
以上の情報から、グラフの概形を描きます。
3. 最終的な答え
グラフの概形は以下のようになります。
- 定義域:すべての実数
- で極小値 をとる。
- で変曲点 をとる。
- で
- で