ステップ1: 接点の座標を仮定する
接点の座標を (x1,y1) とします。この点は円 x2+y2=5 上にあるので、 x12+y12=5 が成り立ちます。
ステップ2: 接線の方程式を求める
円 x2+y2=5 上の点 (x1,y1) における接線の方程式は、 x1x+y1y=5 となります。
ステップ3: 点Aを通る条件を適用する
接線が点A(-3, -1)を通るので、この座標を接線の方程式に代入すると、
−3x1−y1=5 これを変形して、
y1=−3x1−5 ステップ4: 連立方程式を解く
ステップ1とステップ3で得られた2つの式から、 x1 と y1 を求めます。 x12+y12=5 と y1=−3x1−5 より、 x12+(−3x1−5)2=5 x12+9x12+30x1+25=5 10x12+30x1+20=0 x12+3x1+2=0 (x1+1)(x1+2)=0 したがって、x1=−1,−2 となります。 * x1=−1 のとき、y1=−3(−1)−5=3−5=−2 * x1=−2 のとき、y1=−3(−2)−5=6−5=1 よって、接点の座標は (-1, -2) と (-2, 1) です。
ステップ5: 接線の方程式を求める
それぞれの接点に対する接線の方程式は、
* 接点 (-1, -2) のとき: −x−2y=5 つまり x+2y+5=0 * 接点 (-2, 1) のとき: −2x+y=5 つまり 2x−y+5=0